みなさんこんにちはジョーカーの中村です。
今回はパラペットの施工手順を大まかに説明します。
千葉県横芝町のランプ橋の本躯体工事が完成し あとは残すところ細かい付属物工事主に3つ、 気温の変化や衝撃を吸収する伸縮装置の設置します。
下部工事の延長で伸縮装置の台座になるためのパラペットの施工 高速道路の橋梁の殆どは高い所なので人や車が落下を防止するための壁高欄を施工します。 順番的にパラペット、伸縮装置、壁高欄の順に施工します。 それではさっそくパラペットの施工から始めます。
今回は大まかに組み立て順序を説明します。 パラペットは橋梁とは違い狭い範囲の割に大きなコンクリートのボリュームが入ります。
そこで、今まで橋梁の外周に昇降として使われていた軽量の足場を解体して、コンクリートの荷重や硬化するまでの揺れや崩壊を防止するために、耐久性の強い支保工足場を地上から組み立て直します。
それなら支保工足場を最初から組んで置いたらと考えた事もありましたが、橋梁現場の殆どの仮説機材はリース品です。
作業場の決められた範囲内のスペースで作業しやすいために、今必要のない不要機材は返却したり必要な時期になれば搬入しながら施工を行っています。
そんな訳で支保工足場を組み立てます。 次に足場も組み終わりパラペットの躯体工事に入ります。 まずは鉄筋圧接工さんが支柱となる縦の鉄筋を圧接してもらいます。
次に私達ジョーカーが鉄筋を組立ます。 鉄筋を台直しをして一段一段組み上げていきます。 横の鉄筋が今回はD32長物になるとアンカーも長く挿入や結束する時が大変です。
注意する事は特に高さに気をつけて組立ましょう。 ※上部工の躯体とすり合わせをするので型枠を立て込んでからコンクリート天端を出してもらい壁高欄の差し筋などをしましょう パラペット細かい付属物を取り付けたら一度型枠大工さんと交代します。
型枠は前面(上部工側)を基準に垂直に立てて行きます。 前回も説明しましたが、コンクリートの幅が大きい為に横の腹圧が掛かります。 狭い場所の事もあり支保工足場から型枠を支えます。
型枠と支保工と固定してコンクリートの圧力に耐えられるように固めていきます。 型枠が完了し水洗いや不要な型枠内のゴミや汚れを掃除してコンクリートを型枠内に流します。 コンクリートとか硬化し形成されたら型枠材を解体して全てが完了します。 今日はこの辺でご愛読ありがとうございました。
株式会社 ジョーカー
住所:東京都東久留米市柳窪5-7-10
電話番号:080-3123-5798
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